Re: Re:「開催する」を目標にするのはよくない - diary.jgs.me
june29先生のエントリが再活性していたので久しぶりに読んだ。思い返してみると、読んだ当初はまだ「開催する」ということを考えるフェーズにいなくてもし自分がそういうことを考えるときはこれを読み返そう、と誓ったものだった。ちょうど一年後ぐらいに開催する側にまわる機会があって、まず最初に「僕の話すことはだいたいこれの受け売りだから一度読んでほしい」とエントリを薦めたことをおぼえている。 それからさらに一年半ぐらい経過した今、また自分がアテンドする側になることがあった。前回はいい意味で1から10を生み出すのを手伝うという経験だったのに対して、今回は0から1を自ら生み出す経験だったのでまた様相が違っていた。
すべてを終えた今、件のエントリを読みなおしてみるともう意識してないぐらいのレイヤに刷り込まれているなあ、って気付いた。たとえば、
最初に「誰」を明確にすることです。「100人の参加者が満足するような…」なんて考えるといきなり問題が難しくなるので、まずは「友達の○○○くんが喜びそうな…」から考え始めることをおすすめします。
の部分はかなり早い段階から考えていた。そういえば、本家エントリの方で書きそこねたけれど直接僕に「node.jsのハンズオンをやってほしい」って声をかけてくれた同期がいて、そのとき「オレはコイツにハンズオンしたるんや…!ハンズをオンしたるんや…!」ってかなり燃え上がった。それがあったので、「友達の○○○くん」は「同期の○○○くん」にすぐに決めた。 ほかにも、
「○○○くんに×××と言わせたら勝ち!」と思って開催に臨めば、開催が終わったとき、目標を達成できたかどうか、きっちり評価できます。達成できなかった場合にも、どうして達成できなかったか、何が足りなかったか、考える機会を持てることでしょう。それはすなわち、成長の機会です。
これは本家エントリの方に書いた通り「次もやりたいと言わせたら勝ち」だし、実際に次のイベントが転がり始めたら僕の勝ちだと決めていた。
あのイベントを考えていたときはこのエントリのことは直接的には全く意識していなかったんだけど、読み直してみるとすごく影響を受けていたことに気付いて驚いた。たぶん、当時の自分にはそれだけ大きく響いたんだろうし刻まれたんだとおもう。それだけのものを書けるってすごいなあ、とおもうしそれに出会うことができてよかった。
July 10th, 2013 2:04am